公式設定の基準

ビロウスの世界観を構築する設定群には正史にて起こる本編内の出来事と認められるものは「カノン」(公式設定)とし、それに含まれないものはノン・カノン(非公式設定)の扱いとなる。

 

現時点でビロウス公式がカノンと定めるものは新設定の最新版のみであり、没案と化した設定やファンによる二次創作は原則カノンの内には入らない。
ファン創作キャラがビロウス公式アーティスト製作のイラストに登場している作品のいくつかは当Wikiにも掲載されているが、公式キャラクターの項目に掲載されているものではない限り正式な本編内の登場人物ではないことに注意。

各種族などのデザインや設定面での変化の遍歴についてはビロウス 設定面の歴史の項も参照。
 

 

新設定

新設定のビロウスを描いたイラスト

英語では「New Age Canon」、または「New Age」もしくは「New Canon」。
2009年頃から開始している完全にリニューアルされたビロウス世界。導入直後から現在にかけて幾度に渡る変更やアップデートが施されており、導入直後と最新版では異なる設定も多い。

公式本編作品は漫画形式で発表。→ビロウス公式作品集
登場キャラクターは旧設定のものと同じ名前のものが登場するが、旧設定におけるものとは別人。

舞台はビロウスの太陽圏内の星、「惑星タル」。
銃と車を含む1900年代初期のテクノロジーと、どことなくスチームパンク的な要素を含んだ世界観。
旧設定のビロウス世界とはパラレルワールドの関係にある。
 

実験期(没案)

実験期のイラスト

2008～2010年頃までの新設定導入直後に展開されていた設定。現在この版の内容はほぼ全て没案として破棄されている。

サーガルのメスに人間のような乳房や、臀部に鳥類のような尻羽根があったことが顕著な特徴。
ネウリアは2010年に発表されたデザイン基本図が作られるまでは色以外の外見性差が極端に分かれていなかった。(オスもメスも同じような鳥の脚をしている、オスの風切羽が短いなど)
またタリクシアンも2009年頃まではまだ旧設定の姿のままで、新設定の姿が登場したばかりのネウリア等と一緒に描かれているイラストもある。
 

旧設定

旧設定のイラスト。緑の章における旧ジャクと旧ロイ。

英語では「Old Age Canon」、または「Old Age」もしくは「Old Canon」
2004～2008年の間にMick39氏によって書かれたオリジナル小説からなる。
現在全て破棄されており小説も未完のままであるが、いくつかの概念は新設定にも踏襲されて受け継がれている。

舞台はCona星系ビロウス星。
地球とは全く違う異世界を舞台とした若干のSF要素を含む中世ファンタジー。
 

ノンカノン

ノンカノンのビロウスイラストの例。アリと戦う小さなサーガル戦士。

英語では「Non-Canon」。主に非公式(正式な本編には登場しない/関係がない)の作品を示す。
ネット上で見られるファンによる二次創作物は、新設定/旧設定どれをベースにしているかに関係なく、全てこれに該当する。
この枠に入る作品や設定はファンによるものだけでなく、ビロウス公式アーティストの手によるものも含む。コミッション等で依頼を受けて描いている場合や、お遊びやパラレルワールドのような所謂「作者による二次創作」という扱いのものが該当する。

当Wikiではファン創作キャラが登場しているイラストでもビロウス公式アーティストが手掛けたものであれば世界観の参考イメージとして掲載する。
 

サイドストーリー

主に英語圏のファン内で扱われている、旧設定を元にしたファン創作の中で非常に公式設定に忠実であり完成度が高いものへの通称。
ただし公式からの扱い上はあくまでもノン・カノンであり、カノンとして定められているわけではない。

主にFurAffinityなどの海外SNSで公開されている。
 

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