ファンプロジェクト

ビロウスファン創作ウィキ

『ビロウス』の世界観及び設定を元にしたファン創作(二次創作)作品全般を掲載するウィキ。 オリジナルキャラクター、オリジナル設定、イラスト等々、ビロウスの世界観に関した要素のある創作物であればいかなる内容も掲載可能。 掲載・使用画像には『ビロウス』原作者であるミック小野・Kiki(きき)による製作物も含まれるが、記載される内容は公式設定に沿っているかどうかに関わらず、全て「非公式・非正史・ノンカノン」に属する。

『セイルザーンリージョン』プロジェクト

『セイルザーンリージョン(Sailzane Region)』は3DCGのメタバースサービスである『セカンドライフ(Second Life、以下SL)』内にて、ビロウス世界観の要素を元にした場所及びゴールドリングを独自に再現したシムを展開するファン主体企画です。2013年後半にファン作家のクリシュナ(Krysune)さんが製作した、サーガルの集まる村をイメージした『ナリスミラル村(Narismiral Village)』というSLシムを前身としており、2018年12月以降からは『セイルザーンリージョン』としてゴールドリングの建物や街並みをイメージ・再現したシムとして稼動中です。 当シムでは、推定の実物大サイズから3/8スケールで再現したゴールドリングの巨大建築物がシム入り口に聳え、街中には日本風の要素を備えた住宅街、市場、茶屋、駄菓子屋、屋台、シム利用者に人気の遊廓『ジェイドジュダ(Jade Judda)』など、様々な施設や建物が並んでいます。 ファン作家のクリシュナ(Krysune)とヌエフォックス(NueFox)両氏による製作・管理による運営。 シム周辺にはビロウス公式設定に関した情報ボードが設置されており、訪問者がビロウスの世界観をより楽しめるような配慮が施されています。 セイルザーンリージョンおよびゴールドリング再現シムの更なる情報および関連チャンネルに関しては、両氏のツイッターアカウント@NarismiralまたはウェブサイトNarismiral.orgに是非お越しください。 .

レイ・エソーナ(Ray Etherna)

私はフリーランスのアーティストで、様々な作品に熱心に取り組んでいます。使える限りの時間と資源を全て商業用の企画や作品に費やしてきました。あらゆる内容の絵を描くのが好きな身にとって、これ以上に理想的な環境は無いと思います。 ……しかし、個人的な創作を抱えながら長く支援される作品を作り続けないといけない作家に特有の困難についてもお話したいと思います。 何かしらの構図やイメージが突然浮かんだとき、即座に鉛筆とスケッチブックを手にしますが、ところが!一時停止してしまうのです。一旦深呼吸して、スケッチブックに備忘録として短いメモを書き残し、元の作業に戻ります。こういった場合に「その次の機会」はなかなか思うように訪れてくれません。 では私の創作はどんなのかと言いますと 初めに、半未来的なファンタジー/SF世界であるラエクテルナ(Raekterrna)です。 一般的にラエクテルナは、マオル界(Maol realm)と物質界という2つの現実の層が共存し、相互に影響し合う二元的なワールドです。 その上にはエーテルの星、ヌメン(Numen)が輝いており、エーテルは世界の全存在と、ラエクテルナに住むすべての生物に浸透しています。 エーテル(Aether)は世界のエネルギーであり、マオル界は世界の「形而上学的」な層で、独自の層構造を持っています。 マオル界とエーテルは、一般的にスピリチュアルな側面や超心理学、超常現象と結び付けられますが、実際マオルは物理学の法則の中に存在する空間です。この知識の多くは一貫して副次元に分類されているローレムの科学界の理論(多元宇宙の概念に似てる)に残されています。 エーテルは、(現実的な認識では)超自然的な現象や動き、存在等の燃料や原因であり、おぞましいバイオフィールドや物質界の様々な領域のエネルギーなどとも関連しています。エーテルの力により、地球上ではフィクションとみなされたり、科学的に証明されていないような多くの現象が、ラエクテルナでは一般的な日常生活の一部となっています。 マオルは形而上学的な存在の領域であり、一般的にはマオルドワラーズ(Maol dwellers) または マオバイタス(Maobytes)と呼ばれています。 その中でも特筆すべきは、アニマ(Animas) と呼ばれるエーテルを共有する生物です。アニマは人間のパートナーとつながりを持ち、特定の能力を与える代わりに、有形世界の経験や情報を得たり、アニマと人間の関係の複雑さなどをさらに探求する機会を得たりするといいます。アニマは同時にこれらの情報を利用して、マオル界のイメージを形成しているとも言われているという。 人間と同様、個々のアニマは独自の個性と経験を有しますが、同時にマオル界の科学者、改革者、情報提供者のようでもあります。 ラエクテルナの人々にとって、マオルとその住人の存在、そしてエーテルの法則は、文化、宗教、そして全体的な考え方に古代より組み込まれている共通知識です。  ラエクテルナ以外にも、メキヤ(Mekiyah)、ロンゴルークス(Lungaroux)、メキヤのハーピィー達(mekiyan harpies)、竜人族とサロの呪い(Dragon people and the curse of Saroh)などのファンタジー世界を手掛けています。 そしてオフィシャルCOサポートアーティストとして関わらせて頂いているビロウスの世界観に関しても、サーガルのゲイダー(ビロウス公式漫画の1話に「ゲド」として登場)やアルバなど、ビロウスの世界観に登場する種族のキャラクターを所有しています。どれもかなり歴史の古いキャラで、あまり表沙汰にする機会はありませんでしたが兼ねてより一緒に過ごしてきたキャラクター達でもあります。 [...]

Autko作ビロウスの喫煙具集

ゲストアーティストのAutkoさん作のイラスト・コンセプト原案およびビロウスチーム監修による、ビロウス世界観における喫煙具の設定の紹介。 骨パイプ 古来北部の地発祥の喫煙具の中では最も有名。正確な起源については不明だが少なくともレイン歴の以前から存在しており、呪術師の存在と共に薬草を用いた様々な目的で利用されてきた。 タリクシアン生物から採取した長めの骨を原料とし、石器や他の骨により苦心して彫り込み拵えたこれらの道具は頑丈で機能的、素材の形状によってさまざまにアレンジされる。 その造りと質は至って簡素である。火皿から吸口までをくり抜くために簡単な道具を用い、とくに柔らかい素材では指爪だけでも作れたことから非常に長い歴史を持っており、現在に至っては基本的に骨董品として扱われる他、儀式的な道具として見なされることが多い。呪術師は儀式の用途に応じて布、塗料、その他色々な装飾品を用いて飾りつける。 フルートパイプ 北部のサーガル社会にアグドナ達が加わる機会が増すにつれ武器や馬車だけでなく日用品にも技術革新が起こった。造作の細やかさに磨きがかかったことで更なる複雑な機構や幅広い素材使用が可能となり、様々な目的に応じたあらゆる種類の道具が作られるようになった。喫煙具もそういった恩恵を受けたものの一つであり、独特の装飾やよりよい利便性をもつ多様な品が生み出されていった。 優れた職人技とそれを共有することに長けたアグドナの一族によって、動物の骨だけでなくその代わりとなる他の様々な素材も原料とすることができるようになった。 そのような流れから生まれた喫煙具の中でも特にフルートパイプのデザインと種類は多岐にわたる。伝統的な喫煙具の中では特に様々な技術の交換を大いに投じて開発されたものと考えられている。あらゆる人種に対応できるよう長い軸と幅の広い吸口に、フシフシ由来の繊維をメッシュ状に加工した交換可能な使い捨てフィルターを備えている。 ケフバシや薬草類の人気が北部全体に広まると同時に、こういったさまざまな喫煙具が北部や東部から交易品として塩の道を渡りやがてゴールドリングに伝わる。時代の流れと共にアグドナの技術力によって更に進化した、より様々な形状、サイズ、用途を持つ品が多数作られた。後述するフィルターパイプもこれらから発展した現代式の新型パイプの一つである。 フィルターパイプ より手ごろな価格かつ高品質で長持ちする、高い実用性を持つ製品を目指して開発された現代式喫煙具。 フィルターは層構造となっている。有害な物質や雑味をある程度減らす機能を持つ、スポンジに似た使い捨ての副フィルターの上に、綿と繊維からなる複数のフィルターが重ねられ、これらが煙に含まれる特定の化学物質を濾過し、ケフバシの味わいはそのままに眠気を引き起こす効果をある程度弱める。 ボウルおよび火皿に煙草を入れて点火する。吸引すると噴出口から湾曲した軸を介して煙が本体内部に吸い寄せられ、フィルターを通っていく。 基本的にこの形式のフィルターパイプはほぼ全体が金属で作られているため、骨や木などの喫煙具より寿命が長く丈夫である。 ヒルの針製パイプ 喫煙具の中では特に優れた高価なものの一つ。造型は伝統的なパイプの様式に沿いつつ、骨、木、セラミック、更には真鍮に似た金属に及ぶ様々な素材で土台を形成し、先端に特殊な細工を施したコネクタを組み合わせて作られている。 繊細なタリクシアンのヒルの針を熟練の職人が加工した後、ケフバシの巻紙などを挿入する容器として使い、コネクタの部分に火を点けて巻紙を燃焼させる。針そのものの耐熱性に加えて、細部に金属とセラミックを用いた耐久性のある特殊加工を施している。素材の入手及び加工の手間などの点から非常に希少で高価である。 価値の高いものと見なされる理由としては、その物珍しい見た目や、打ち倒した獲物からの戦利品であるという側面の他に、個人で所有する分には血の石の貴族やその他の裕福層、マニアの手に渡ることが多いという理由もある。 設定監修および考案:ドラゴ、 きき、 ミック小野 コンセプト原案およびイラスト: Autko 日本語版翻訳: 航鉄コ獣、校正: ミック小野

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