正史年表: Difference between revisions
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上記のレインの年齢は人間年齢に換算して12歳が16~18歳、16歳が22歳、28歳が36歳ほどに相当する。<br/> レインの外見および体格は突然変異により、死亡するまでゆっくりと成長を続けており、16歳当時は通常の[[サーガル|サーガル]]よりも若干大柄な程度だが、28歳の時点でかなりの巨躯になっている。<br/> それ以降は肉がついたり骨格が太くなるだけであまり背たけは変わらなくなるが、晩年に差し掛かるころにはかなりの肥満になっており、運動が困難な状態であったという。<br/> なお体毛は加齢に伴って脱色しており、晩年には前身が白髪のような状態になっている。<br/> | |||
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Latest revision as of 22:11, 7 May 2019
本編の正史と定める出来事を年表形式で表記。漫画『Vilous』で描かれる物語はこの年表内の出来事に基づく。
レイン歴
レイン・シルヴェスの生年を元年として制定される暦。それ以前を紀元前とする。
古代
紀元前1000年以前 (古代) |
北方サーガルの一部が後にレオノとなる東部を越え、長きに渡る旅の末に南部に辿り着き、これが後の南方サーガルとなる。 |
---|
近代
紀元前120年頃~ | 資源を求めて移動した南方サーガルの一部が東部山脈の付近に住みつき、北方サーガルと交じり合いながら狩り・貿易の拠点となるレオノ地域が形成される。 |
紀元前数百年~ | コルビロウス塩湖の周りに初めて都市が形成され、これが後にゴールドリングとなる。 |
---|---|
レイン暦元年 | タトラ砂漠辺縁の、原生林にほど近い貧しい集落にて、後のレイン将軍となるレイン・シルヴェスが誕生する。 - この年代の漫画:エピソード1『薬採り』 |
レイン暦12年頃 | 故郷である集落を出て森へ姿を消していたレインが再び表舞台へ姿を表し、タトラ周辺の集落をまとめ上げ、強力な指導者として台頭。その後ジンと共に北方の貧しい人々を救う旅に出る。 |
レイン暦16年頃 | レインによる北部の人々の救済や指導は続いており、シーグの地は貧しく原始的な集落から変化し願いを持った小さい国となっている。 |
レイン暦18年頃 | レインは救世主レイン将軍として、出来たばかりのシーグ王国の主となる。ロンソド河のほとりに小さな城が建てられ、これを起点に発展していく。レインはその後も国造りや人を救うことに余念がない。 |
レイン暦20年頃 | レイン率いる軍事勢力が北部一帯を統一する。そしてその頃にジンがレインの元から離れ、これを境目にシーグの方向性に徐々に変化が生じる。 |
レイン暦23年頃 | シーグがレオノを支配域に取り込む動きを徐々に始める。 - この年代の漫画:エピソード2『シーグの暗雲』 |
レイン暦26年直前 | ゴールドリングで催される大規模な祭りが戦前で最後の年となり、戦後復興するまで開催されることはなくなる。 - この年代の漫画:エピソード3『縁日にて』 |
レイン暦28年頃 | レインの軍勢がレオノを制圧し、シーグの領土となる。 北部シーグのほうもアグドナの流入により王国が完成する。
|
レイン暦33年以降 |
レオノに続き、シーグ軍はタル北西部ベトラ地方にも侵攻する。これによって西方サーガル達は壊滅状態となり、西方サーガルとネヴリャンの間にあった交流関係も断絶する。 |
レイン暦40年頃 | 長年の戦乱による疲弊と内政崩壊によりシーグ王国が崩壊。
レインは囚われその身柄はゴールドリングに送られる。 |
レイン暦40年~ | 戦後、新たにゴールドリングに定着したネウリア達に対する差別問題が表面化。
男性ネウリア達は外見の美しさを生かして一躍人気者となるが、サーガルやアグドナ達からの不信感から職にあぶれた女性ネウリア達が盗賊団「アウトリング」を形成するようになる。 |
レイン暦70年頃 | 差別や性の在り方に疑問を抱いた都会のネウリアの若者たちが、「錆の輪」という運動を巻き起こす。
この頃、錆の輪の中心的存在として「矢桐ゆん」の存在が取りざたされる。 |
レイン暦70年~ | ゴールドリングにて、ネウリアにサーガルやアグドナと同等の人権を保証する法律が可決される。
以後、ネウリアに対する差別意識は漸進的に解消されてゆくこととなる。 |
レイン暦100年~ | 現代 |
レイン・シルヴェスの一生
初期の人生 | |
---|---|
0歳 | タトラ砂漠辺縁にある、原生林に隣接し、原生生物の襲撃をたびたび受けていた貧しい集落に生まれる。 |
1~8歳 | 突然変異による外見から差別を受け、母親から激しい虐待を受ける。また、この間に弟が生まれている。 |
8歳頃 | 差別や虐待に耐えかね、母親や集落の者を皆殺しにすると、弟を連れて原生林へ姿を消す。
(これは12歳の頃とする説もあり、また実際にレインは手を下しておらず、原生生物が集落を襲い、彼女と弟を残して全滅したなど諸説ある) |
8~12歳 | 弟が死亡する(病死と思われる)。
この頃、「ジン」というタリクシアン・アソシエーターと出会い、彼から森で生きてゆく術を教わる。 |
指導者としての台頭 北部の統一 | |
12歳頃 | 育った森を出てタトラ周辺の集落をまとめ上げ、北方の貧しい人々を救うためジンと共に各地を巡る。 この頃、リーリックと出会う。 |
16歳頃 | シーグの地はかつての貧しく原始的な集落から変化し、願いを持った小さい国となっている。 |
18歳頃 | 救世主レイン将軍として、出来たばかりのシーグ王国の主となる。ロンソド河のほとりに小さな城が建てられ、これを起点に発展していく。その後も国造りや人を救うことに余念がない。 |
20歳頃 | 北部一帯を統一。ジンがレインの元を離れ、治世の方向性が変化し始める。 |
支配域の拡大 | |
26歳頃 | レイン率いる軍勢は支配域の拡大を試み、東部レオノへの攻略を徐々に始める。 |
28歳頃 | レオノを完全にシーグ領域として制圧。 東部から取り入れたアグドナにより「シーグ王国」が完成する。 |
33歳~ | レオノ制圧後、さらなる支配域の拡大を図り、レオノの地を足掛かりに戦線を二つに分け、西部とゴールドリングへの侵攻を開始する。
西部戦線で勝利を収め、西部のサーガル達ははわずかな生存者を残して全滅状態となる。 |
晩年 | |
40歳頃 | 度重なる疲弊と資源の不足によりシーグ王国が崩壊。
レインの息子の一人がクーデターを起こし、レインは囚われの身となる。 |
60歳頃 | 老衰により死去。 |
死後とその遺産 | 死後もレインの存在はタルの人々の間で語り継がれ、彼女の生年を元年とする新たな暦が制定される。
シーグ軍が戦中に技術奴隷や技術を収奪したため、北部でも軍事技術を中心にテクノロジーが発達し、のちに復興を果たしたシーグがゴールドリングに次ぐ大都市へ発展する礎となる。 |
補足
上記のレインの年齢は人間年齢に換算して12歳が16~18歳、16歳が22歳、28歳が36歳ほどに相当する。
レインの外見および体格は突然変異により、死亡するまでゆっくりと成長を続けており、16歳当時は通常のサーガルよりも若干大柄な程度だが、28歳の時点でかなりの巨躯になっている。
それ以降は肉がついたり骨格が太くなるだけであまり背たけは変わらなくなるが、晩年に差し掛かるころにはかなりの肥満になっており、運動が困難な状態であったという。
なお体毛は加齢に伴って脱色しており、晩年には前身が白髪のような状態になっている。
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