ジュダ
惑星タルにて使われる概念や形質の一種。「ジュダ形質」とされることも。
地域によって認識や扱いは異なるが、主に「絶対的な価値のある美しい存在」をほぼ共通の象徴的概念として持ち、惑星タルでは貴重な「緑色の植物」の存在、また「ゴールドリング」の名称がジュダの成り立ちに関わっているという。
タル文明内で日常的に呼称される場合、「ジュダ」はエルタス人に潜在的に眠る資質であり、個人の場合にはより美しい者など、特定の形質を指す。
今現在の確定設定ではネブリャンとゴールドリングで使われている。 ネブリャンでは信仰の対象であるが、ゴールドリングではどちらかと言うと偶像崇拝に近い。
名称自体はどちらかから流れてきたのか、偶然の一致なのかは定かではない。
ジュダを奪ったり盗んだり傷つけたりすることは重い罪となる。
※このページでは現在、現行の基準で決定稿となった新設定の情報のみを記載しています。旧設定や変更前の設定等は「ビロウス 設定面の歴史」項に記載されています。
ジュダの基準
個人に対して使われる場合の一般的なジュダとされる基準は、
- 全体は整った流線型に近い
- 体色は黄金、鮮やかな緑、銀色、砂色等に近い
- 身体は大きくない
- 毛は密で整っている
- 子供のように若々しい
- 美しいつやがある
など。
しかし、センス的な暗黙知によって認識されるため、明確な基準が設けられているわけではない。
また色に関しても文明による認識差がある。
ゴールドリングにおけるジュダ
ゴールドリングでは、「ジュダ」は一種の役職であり都市の象徴となっている。
現在の代は冠窮太郎。おそらく一定期間で交代する。
ゴールドリングにおいて「ジュダ」の概念が特に取り上げられるようになったのはレイン歴40年以降の世界大戦終結後であり、美しい西方サーガルの亡命者などの存在によって戦争の悲劇を忘れないようにするという意識がある。
ただしそこまで厳密なものではなく、どちらかというとお祭り感覚にも近い。
大統領と天皇を足したような性質があるが、血統ではなく、政権などは特にない。
時にサーガルやアグドナも選ばれる。
ジュダのおかげで主に貴族や官僚の住むゴールドリング中央街に対し、盗賊はジュダを恐れて手を出せない。
理由としては様々な影響が在るのだと思われる。
他の地域におけるジュダ
ジュダに対する感覚は古く、惑星タル全体において種族を超えて共通であり、
ジュダという言葉がない地域でさえ文化による認識の差異があまりない。
(タリクシアンはもとより、原生生物でさえ認識していると思われる行動を見せる)
したがって、種族固有・生殖の為の魅力とは基本的には異なるものとされる。
ネウリアの故郷であるネブリャンでは男性ネウリアの性的役割自体がジュダ形質を含む進化をしているため、 ジュダの役割はゴールドリングとはやや異なる。
その他ジュダに纏わる話
北方サーガルにはジュダ形質の者が多いらしい。
リーリックもジュダの傾向があるが、性格で損をしているようだ。
また、レイン将軍はジュダ形質の少年を好んで狙う。
人を食うタリクシアンにも魅力的に映るようだ。
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