カニモドキ

縁側でおやつを食べながら会話をするゴールドリング市民のサーガル少年達、傍のケージに入っている黒い生物がカニモドキ。

カニモドキ(False Crabs)とはタリクシアン生物の一種。

その名通りカニに似たタリクシアン生物。害虫として扱われる。ゴールドリングの民家によく出没し、台所の食べ残しなどを漁る。

人々との関係

子供が面白がって飼っていることがある他は特に人々からの人気も無く、大抵は見つけられ次第駆除される。ゴールドリングでの野生生物に関する法律上、飼育するには本来許可が必要だが、どこにでも出没する生物であるため無許可でも見逃されていることが多い。

しかし水路に湧いたスライムを食べてくれるなど、益虫としての面も割と知られている。(スライムとは富栄養化した水路に増殖する、ピンク色のぶよぶよとしたグロテスクなペーストや泡状のもので、これが多いと魚の養殖にとって有毒。)

害虫という扱いは単に不快害虫である以上の意味は無い。

エルタス生物のカニは神聖な動物として大切にされており、ゴールドリングでは海と通じている水路を伝って台所に出没することがある。そのためカニと姿だけ似ており、出現場所も被っているこのタリクシアン生物がこのような名前で呼ばれる。