タリクシアン
タリクシアン(Talyxian)とは、惑星タルに生息する動植物を含んだ生物群。タルの生物相を大多数を占め、多くが非常に異質な姿を持つ。ビロウスの生物分類において二大分類の一つを担うエルタスとは完全に対となる存在。
惑星タルで見られる植物の大部分はタリクシアン植生によって占められる。
動物に部類するものの一部は部分的に機械のような外見をしてはいるが、ロボットやサイボーグの類ではない。
このタリクシアンに属する生物種からなる動植物全体及びそのコロニーを示す名称として「タリクシアン植生」という表記の他、「外植生」や「エイリアン・バイオーム」とも称す。
※このページでは現在、現行の基準で決定稿となった新設定の情報のみを記載しています。
旧設定や変更前の設定等は「ビロウス 設定面の歴史」項に記載されています。
また、ルーターとストーカーについて、以前掲載されていた暫定版の設定については以下のページをご覧ください。
タリクシアンの設定詳細(暫定)
概要
動物の多くは黒~暗灰色の血を持つ。非常に頑丈な身体をしており、エルタスよりも長寿のものも多い。
成長によって性別が変動する種、一切生殖を行わない種など、性別の概念や生殖の仕組みなどはエルタスとは大きく異なる。
猫型、犬型、鼠型、鳥型のタリクシアンなど、その種類は多種に及び、大凡「タルの〇〇」という紹介で説明が付く。
また、動物には「貝」から発生している種が多く居ることも特徴で、貝型の馬である貝ウマ、貝型のスイギュウである貝スイギュウなどが存在する。
植物の多くは赤や紫、白、灰色、黒などの色を持ち、葉緑素を持たない。
動物のように移動する種、巨大で危険な肉食植物、寄生性が強く人体や人々の文化圏に脅威を齎す種、「瘴気」と呼ばれる気体を発し未知の悪影響を齎す種、安全であり加工や鑑賞に適した種など、こちらも様々な種類が及ぶ。
動物との境が曖昧で、口語の上では植物とされている生物も、地球における植物の定義には全く当てはまらない。
詳細記事:タリクシアン植生
厳密にタリクシアンの一種であると分類しきれない生物も多くおり、タリクシアン生物でありながらエルタス生物に近い性質を示す生物もいる。
定義上では原生生物の内に含まれ、発生元などは謎に包まれている。
タリクシアンと塩
塩分を嫌うため、エルタスの文化圏では有害なタリクシアンからの侵害や襲撃に対し、塩を主な対抗・防衛策として用いる。
タリクシアンと塩分の生態的関係については、実は食塩がタリクシアン系生物の体にとってあまり害にならないにも関わらず忌避する事など、謎が多い。
ひぞみのんぼん
塩分を摂取したタリクシアン系生物が排泄する物体。「ひぞみのんぼん」に始まり単に「ひぞみ」や「のんぼん」など地方によって様々な呼び名を持つ。
黒くてゴムのような硬質の物体で包まれており、その中心には塩の結晶がある。
人食いを行うタリクシアン生物がエルタス人を捕食した際に、その血液に含まれる塩分を取り除くための仕組みではないかと言われている。非常に長い時間をかけてその個体またはコロニーの外部に塊として排泄する。
高濃度の塩分を持つものを摂取した場合は消化せずに丸ごと包む場合もある。
ビロウス漫画第二話『シーグの暗雲』に登場するゲドは、バクーから貰った塩袋のお守りのおかげでこの作用を引き起こすことが出来、消化されないままひぞみのんぼんとして排出され生還した。
エルタス文化圏ではまじないに用いられ、発見した場合はナイフなどを使って内部にある塩の結晶を取り出そうとするのが慣例的。
人々との関係
タリクシアン系生物にはエルタス人を捕食する、危害を加える等、人々の生活や命を脅かす種類も多くおり、脅威として対策される傍ら、食用に狩猟されたり、皮や骨などを生活用品に利用される等、エルタス人の暮らしにおいても欠かせない存在となっている。
貝類に区分される生物など、エルタス人にとって比較的無害な種は家畜化され養殖や畜産が行われる他、馬や牛などは乗り物や動力として利用されたり、猫、犬、ハムスターなどは主に愛玩動物として親しまれる。
「タリクシアン・〇〇」という名称はエルタス文化圏においては基本的に専門用語や学名のような扱いで、口語においては一般的には用いられない。
各生物を呼称する際にはタリクシアン・ストーカーに対しては「猫」、家畜のタリクシアン・アソシエーターに対しては「犬」、野生種は「狼」のように、人々にとって感覚的に定義されてる生物としての呼称を用いる。
いずれも文化差に強く依存し大雑把な通称であるため、地域によって全く異なる名称が付いている生物も多く居る。
なおタリクシアン・ルーターに対して、その存在が認知されている場所では「先生」と呼称される。
ギャラリー
「タリクシアン・ストーカー」に区分される生物。この個体はタルにおけるヒョウなど大型猫科の役割を持つ。
「タリクシアン・アソシエーター」に区分される「狼」(画面上)と「犬」(画面下)
危険な雑食生物「ドンドコ」
凶暴な生物であるタリクシアンのイタチ
愛玩生物としてポピュラーなハムスター
荷車の牽引に利用される「ウニウシ」 第四話『12人ぼっちの平原』より
タリクシアン植生の森に佇むタリクシアン・ストーカー
タル南東部に存在するタリクシアン植生の森「マゴイシタ」。肉のような外見をした不気味な木々が生い茂る。
ゴールドリングにて、街に現れた凶暴な触手状の生物に対抗する人々
「貝ウマ」に跨り「貝ミルク」を売るネウリアの女性
シシブクロの頭部
タリクシアン・ストーカーの「モワモワ」とその周辺の環境
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様々な野生生物を狩るモワモワ
余談
名前の由来は「Lynx Cat」のアナグラム。
旧タリクシアのデザインから分かるように、当初はネコ科の要素のみを持つ種族だった。
新旧のタリクシアのイラストが同時に発表されていた2009~2011年頃には、「ビロウスの世界ではネコ科の要素を持つ種族は全てタリクシアと呼ばれる」という説明がされていたこともあった。(勿論この頃の設定基準は今は廃止されている。)
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