アグー
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アグー(Agur)とは「アグドナ」という種族名が確立する以前の時代におけるアグドナ族の名称。
南部・マゴイシタ周辺に大きな集落を持ち、現在のアグドナに比べると別の種族と言えるほど大きく異なる文化・社会形態を持っていた。男同士が力で争い、より強い男が財産や食べ物を独占する男系社会で、高度な技術は持たず、支配層と奴隷層が明確に分かれた野蛮な社会を持っていたとされる。
北部から南下してきたシグ(後のサーガル)の集団との出会いを機に、文明的に大きな変革を迎える。主に奴隷層のアグーを中心に、南部シグとともにコルビロウス塩湖周辺に後のゴールドリングとなる共同集落を築く。この頃、シグ・アグーともに種族名を「サーガル」「アグドナ」に改める。同時期に、支配層のアグーは砂漠に追放され、これらはやがて砂漠の無法者として「アウトリング」と呼ばれるようになる。ここから、現代では古風の乱暴な言葉使いのことを示して「アグー語」と呼ぶことがある。
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