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[[File:BlackLance.jpg|thumb|セイルザーン砂漠のどこかで木に腰掛けている[[南方サーガル]]。]] セイルザーン砂漠、またはセイルザーン([[Sailzane|Sailzane]])とは、[[惑星タル|惑星タル]]の中部に存在する最大の砂漠地帯である。<br/> &nbsp;
[[File:BlackLance.jpg|thumb|300px|セイルザーン砂漠のどこか、木に腰掛けている[[南方サーガル]]。]]


主な地理は中心にあるコルビロウス塩湖、[[ゴールドリング|ゴールドリング]]の街など。西端に[[ネヴリャン|ネヴ山脈]]、東端に[[リベンク山脈|リベンク山脈]]と[[マゴイの森|マゴイの森]]がある。
セイルザーン砂漠、またはセイルザーン([[Sailzane|Sailzane]])とは、[[惑星タル|惑星タル]]中部に広がる砂漠地帯。幅数千キロに及び、タル上の砂漠では最大規模の面積を持つ。


幅数千キロに及ぶセイルザーンは現地語で白い海という意味があり、岩石や砂はほぼ白色に近く、地中には塩分を含む。
== '''概要''' ==
 
「セイルザーン」は現地語で白い海という意味があり、岩石や砂はほぼ白色に近く、地中には塩分を含む。[[エルタス|エルタス]]の生活に欠かせない塩の産出地の一つであり、[[ゴールドリング|ゴールドリング]]はここから産出した塩を[[コルビロウス塩湖|コルビロウス塩湖]]産の塩と並んで主な交易品としている。
 
勾配や段差がほぼ存在しないため、広大な地平線をほとんどどの位置からでも見渡すことができる。岩場や砂地の大部分は白~ベージュをしているが、[[マゴイ|マゴイ]]や[[マゴイシタ|マゴイシタ]]など[[タリクシアン植生|タリクシアン植生]]の森の付近では風に乗って流れてくる瘴気が空気中の色味を変化させるため、その風景は日によって赤や黄色など異なる色に見えることがある。
 
南部に[[コルビロウス塩湖|コルビロウス塩湖]]および[[ゴールドリング|ゴールドリング]]、西部に[[ネヴリャン|ネヴ山脈]]、東部に[[リベンク山脈|リベンク山脈]]と[[マゴイ|マゴイの森]]、南東部に[[マゴイシタ|マゴイシタ]]、北部に[[シーグ|シーグ]]の領域が位置する。


== '''環境''' ==
== '''環境''' ==


人々の驚異となる生物はほとんどいないが、その分食料になるものも少ない為、生き延びることは人々にとっても砂漠に住む生物にとっても困難。
[[ゴールドリング|ゴールドリング]]から[[レオノ|レオノ]]方面や[[ネヴリャン|西方]]にかけて「塩の道」と呼ばれる道路が敷かれており、行商人や旅行者のキャラバンが行き来する重要な交通経路となっている。


広大な砂地や吹き荒れる砂嵐の影響から、人工の道を敷くことが非常に難しく、[[ゴールドリング]]・[[レオノ]]・[[シーグ]]間を結ぶ鉄道路線は長きに渡り実現することがなかった。砂漠を横断する旅行者や行商人の多くは古くから馬車などの動物牽引車を用いる。
後述する理由から野生生物の驚異は少ない。災害としては広大な砂地や砂嵐など、主に地形や天候に起因する。また、これらの影響から、安定した人工の道路を敷くことが非常に難しく、砂漠を横断するキャラバンは古くから馬車などの動物牽引車を用いている。
 
[[正史年表|レイン歴後期]]、技術的な進歩や人材の増加により、[[ゴールドリング|ゴールドリング]]・[[レオノ|レオノ]]・[[シーグ|シーグ]]間を結ぶ鉄道路線の設置が実現した。


== '''野生生物''' ==
== '''野生生物''' ==
ここに住む生物は草原や森林地帯と比べ少ないが、死体アサリ、地ワーム、小型のヒル、コユビガイ、[[ドンドコ|ドンドコ]]の砂漠亜種など数種の[[タルの原生生物|原生生物]]の生息域でもある。


また砂漠の生物の特徴として、森の生物とは違い基本的に大人しく、人に対して危害を加えない種類が多い。[[ゴールドリング|ゴールドリング]]において一般的な愛玩動物である[[タルのハムスター|ハムスター]]もセイルザーンを原産とする。
ここに生息する[[タリクシアン|タリクシアン]]生物の多くは塩の影響によって比較的大人しい性質を持ち、特に[[エルタス|エルタス]]生物の貝類に近い特徴を示す傾向がある。[[ドンドコ|ドンドコ]]の砂漠亜種も少人数の砂漠渡りで遭遇しない限りはそこまでの脅威ではない。
 
[[ゴールドリング|ゴールドリング]]において一般的な愛玩動物である[[タリクシアンのハムスター|ハムスター]]もセイルザーンを原産とする。


地ワームなどは巨大な外見をしているがバクテリアなどを食べるため[[エルタス|エルタス]]人種に対して直接的には無害。しかし地ワームが掘り進んだ穴は巨大なトンネルとなるため、行商隊の通路にとって厄介な問題と化す等の間接的な害はある。
危険な生物はほとんどいないが、生息する生物の数そのものが少ないため食料に乏しく、生き延びることは人にとっても生物にとっても困難。


== '''ページ一覧''' ==
生物による災害では「[[砂まくら|砂まくら]]」(巨大なものは「ザブトン」とも呼ばれる)によってしばしば起こされる塩の道の破壊が最も目立つ。この生物自体は人に直接の害を与えないが、交通経路に打撃を与えるため行商人や旅行者からは忌み嫌われている。


[[ビロウス|ビロウスとは]]<br/> [[公式設定の基準について|公式設定の基準について‎‎]]<br/> [[二次創作や利用に関する規約|二次創作や利用に関する規約]]<br/> <br/> [[漫画・小説・その他公式作品|漫画・小説・その他公式作品]]<br/> [[本編における史実|本編における史実]]<br/> [[:Category:キャラクター|登場キャラクター]]<br/> <br/> [[:Category:生物と種族|生物と種族]]<br/> [[:Category:地理と文化|地理と文化]]<br/> [[:Category:食物と料理|食物と料理]]<br/> [[:Category:用語|用語集]]<br/> <br/> [[グッズ|グッズ]]
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[[Category:地理と文化]] [[Category:地名]]
[[Category:地理]]

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セイルザーン砂漠のどこか、木に腰掛けている南方サーガル

セイルザーン砂漠、またはセイルザーン(Sailzane)とは、惑星タル中部に広がる砂漠地帯。幅数千キロに及び、タル上の砂漠では最大規模の面積を持つ。

概要

「セイルザーン」は現地語で白い海という意味があり、岩石や砂はほぼ白色に近く、地中には塩分を含む。エルタスの生活に欠かせない塩の産出地の一つであり、ゴールドリングはここから産出した塩をコルビロウス塩湖産の塩と並んで主な交易品としている。

勾配や段差がほぼ存在しないため、広大な地平線をほとんどどの位置からでも見渡すことができる。岩場や砂地の大部分は白~ベージュをしているが、マゴイマゴイシタなどタリクシアン植生の森の付近では風に乗って流れてくる瘴気が空気中の色味を変化させるため、その風景は日によって赤や黄色など異なる色に見えることがある。

南部にコルビロウス塩湖およびゴールドリング、西部にネヴ山脈、東部にリベンク山脈マゴイの森、南東部にマゴイシタ、北部にシーグの領域が位置する。

環境

ゴールドリングからレオノ方面や西方にかけて「塩の道」と呼ばれる道路が敷かれており、行商人や旅行者のキャラバンが行き来する重要な交通経路となっている。

後述する理由から野生生物の驚異は少ない。災害としては広大な砂地や砂嵐など、主に地形や天候に起因する。また、これらの影響から、安定した人工の道路を敷くことが非常に難しく、砂漠を横断するキャラバンは古くから馬車などの動物牽引車を用いている。

レイン歴後期、技術的な進歩や人材の増加により、ゴールドリングレオノシーグ間を結ぶ鉄道路線の設置が実現した。

野生生物

ここに生息するタリクシアン生物の多くは塩の影響によって比較的大人しい性質を持ち、特にエルタス生物の貝類に近い特徴を示す傾向がある。ドンドコの砂漠亜種も少人数の砂漠渡りで遭遇しない限りはそこまでの脅威ではない。

ゴールドリングにおいて一般的な愛玩動物であるハムスターもセイルザーンを原産とする。

危険な生物はほとんどいないが、生息する生物の数そのものが少ないため食料に乏しく、生き延びることは人にとっても生物にとっても困難。

生物による災害では「砂まくら」(巨大なものは「ザブトン」とも呼ばれる)によってしばしば起こされる塩の道の破壊が最も目立つ。この生物自体は人に直接の害を与えないが、交通経路に打撃を与えるため行商人や旅行者からは忌み嫌われている。


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