タリクシアンのヒル類: Difference between revisions

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'''タリクシアンの山ヒル([[Talyxian_Mountain_Leeches|Talyxian Mountain Leeches]])'''は[[タリクシアン|タリクシアン]]生物の一種。
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'''<span style="color:red">ファンダムではしばしば「砂漠の獰猛な巨大虫型モンスター」として描かれることがあるがこれは誤り。</span>'''この生物はその名の通り山岳地帯や森林部に生息する生き物で、砂漠に姿を現すことは無い。
'''<span style="color:red">ファンダムではしばしば「砂漠の獰猛な巨大虫型モンスター」として描かれることがあるがこれは誤り。</span>'''この生物はその名の通り山岳地帯や森林部に生息する生き物で、砂漠に姿を現すことは無い。
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== '''形態''' ==
== '''形態''' ==


体はほぼ全体的に赤い筋肉で構成されており、地球のヘビやヒル同様に全身を自在にくねらせて動く。
その体のほとんどが赤い筋肉で構成されており、全身を自在にくねらせて動く。


頭部は骨が剥き出しになっており、顎として開閉する際には頭部全体が四方向に裂ける他、幅の広い部分にある数本のくぼみの部分からは毒針を発射する。
口部を兼ねる頭部は骨が剥き出しになっており、開口の際には頭部全体が四方向に裂けるように開く。


この毒針は獲物を麻痺させる効果があり、肺へ空気を吸い込んで体を膨張させ、頭部の骨を圧迫することで吹矢のように発射する。
頭部の根元にある窪みの部分からは毒針を発射する。肺へ空気を吸い込んで体を膨張させ、頭部の骨を圧迫し、吹矢のように発射する。毒には獲物を麻痺させる効果がある。また毒針は筒状になっているため、大量出血によるダメージも与えられる。


更に毒針は筒状にもなっており、これは毒による麻痺がすぐに起こらなかった際などに大量出血を起こさせる狙いがある。
獲物がまだ生きている状態で丸ごと捕食することを好む。頭部を大きく開口し、食道にあたる粘着性のある筋肉を体外へおろし、獲物の体全体を包んで引き込む。


まだ生きている状態での獲物を頭部全体を使って丸ごと食べることを好む。捕食の際には食道にあたる、粘着性のある筋肉を体外へ下し、獲物の体全体を包む形で引き込む。
優れた聴力と、頭部の根元にびっしりと存在する複数の目によって幅広い視野を持つ。
 
優れた聴力を持っている他、頭部の根元まわりにびっしりと存在する複数の目を持つため幅広い視野を確保できる。


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== '''生態''' ==
== '''生態''' ==


完全な肉食性。他の[[タリクシアン|タリクシアン]]生物、[[エルタス#エルタス人|エルタス人]]を含んだ[[エルタス|エルタス]]生物などありとあらゆる生き物を捕食する。
完全な肉食性。他の[[タリクシアン|タリクシアン]]生物、[[エルタス#エルタス人|エルタス人]]などあらゆる生き物を捕食する。


一般的により高い標高の山岳地帯や、[[タリクシアン植生|タリクシアン植生]]の動物群が密集する森林地帯の深部に生息する。2～3匹ほどの少数の群れで行動していることもよくある。
一般的に山岳地帯の高部や、[[タリクシアン植生|タリクシアン植生]]の森林地帯の深部、動植物が密集する領域に生息する。2～3匹ほどの少数の群れで行動していることも多い。


== '''人々との関わり''' ==
== '''人々との関わり''' ==


森林の深部や山脈地帯の高部に資材を求めて立ち入る人々にとっての強い脅威の一つ。獲物となる人々を付け回し、回り込むことで簡単に追い詰めてしまう他、追跡する必要がある場合は毒針を飛ばす攻撃も活用する。
森林の深部や山岳地帯の高部に資材を求めて立ち入る人々にとっての強い脅威の一つ。発見されるとどこまでも後をつけられ、その存在に気付いた時には回り込まれていることが多く、距離があっても毒針による攻撃を行うため、犠牲者は非常に多い。


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Revision as of 18:28, 17 April 2020

タリクシアンの山ヒル

タリクシアンの山ヒル(Talyxian Mountain Leeches)はタリクシアン生物の一種。

リベンク山脈やネブ山脈などの山岳地帯や、その周辺のタリクシアン植生の森の深部などに生息する。その存在が知られている地域では非常に恐れられている生物の一つ。

ファンダムではしばしば「砂漠の獰猛な巨大虫型モンスター」として描かれることがあるがこれは誤り。この生物はその名の通り山岳地帯や森林部に生息する生き物で、砂漠に姿を現すことは無い。

形態

その体のほとんどが赤い筋肉で構成されており、全身を自在にくねらせて動く。

口部を兼ねる頭部は骨が剥き出しになっており、開口の際には頭部全体が四方向に裂けるように開く。

頭部の根元にある窪みの部分からは毒針を発射する。肺へ空気を吸い込んで体を膨張させ、頭部の骨を圧迫し、吹矢のように発射する。毒には獲物を麻痺させる効果がある。また毒針は筒状になっているため、大量出血によるダメージも与えられる。

獲物がまだ生きている状態で丸ごと捕食することを好む。頭部を大きく開口し、食道にあたる粘着性のある筋肉を体外へおろし、獲物の体全体を包んで引き込む。

優れた聴力と、頭部の根元にびっしりと存在する複数の目によって幅広い視野を持つ。

  • 二体の山ヒル。頭部の根元にある窪みから毒針を発射する。

    二体の山ヒル。頭部の根元にある窪みから毒針を発射する。

  • 森の中で山ヒルと対峙し、盾で毒針を受けるサーガル族。エピソード1『薬採り』より。

    森の中で山ヒルと対峙し、盾で毒針を受けるサーガル族。エピソード1『薬採り』より。

  • 盾を貫通し、サーガル族の腕に刺さった毒針。毒針は筒状にもなっており、毒による麻痺がすぐに起こらなくとも大量に出血させることで獲物を弱らせる。

    盾を貫通し、サーガル族の腕に刺さった毒針。毒針は筒状にもなっており、毒による麻痺がすぐに起こらなくとも大量に出血させることで獲物を弱らせる。

生態

完全な肉食性。他のタリクシアン生物、エルタス人などあらゆる生き物を捕食する。

一般的に山岳地帯の高部や、タリクシアン植生の森林地帯の深部、動植物が密集する領域に生息する。2～3匹ほどの少数の群れで行動していることも多い。

人々との関わり

森林の深部や山岳地帯の高部に資材を求めて立ち入る人々にとっての強い脅威の一つ。発見されるとどこまでも後をつけられ、その存在に気付いた時には回り込まれていることが多く、距離があっても毒針による攻撃を行うため、犠牲者は非常に多い。


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