アスタナ

アスタナ平原を行くウニウシの牛車。エピソード4『12人ぼっちの平原』より。

アスタナ(Astna)はタル北部の広範囲に及ぶ森林～平原～荒地型のタリクシアン植生域。ウサギのような小型の生物からドンドコやヤツツキなどの中型～大型生物など様々な生物が生息する。エピソード4『12人ぼっちの平原』はこの領域を舞台とする。

概要

年代不詳。タル北東部アスタナ～セケン近辺。サーガル族はレオノの服装で、樹脂の木などの素材の下調べにやってきたようだ。軽装であることから、人里が近くにあることが伺える。

アスタナの多くは植生の少ない平原または荒地であるが、森との境界のタリクシアン植生は比較的変異性が低く、植物相の形状にエルタスの植物のような規則性を持ち、呪術師やレオノ北部の民の糧を生み出している。これは、この地に長くオオカミが住まい、植生の分断を続けた結果と考えられる。もちろん、森林の内部はこの限りでない。

平原や荒地の植生はモグラ穴やゲジゲミという虫の脚が沢山繋がったような黒くて小さい茂みがはえており、シグの多くはこれらを食料とする。また、ドンドコやヤツツキなどの徘徊性の生物、戦士クランなどが獲物を求めて広大な土地を移動しているところに出くわす場合もある。

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