惑星タル

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惑星タル地形図(2015年度暫定版)

惑星タル(Planet Tal)とは物語の舞台となっている惑星。ビロウスの太陽系内にある。

※世界観を示す名としての「ビロウス」が舞台惑星の名称でもあると思われていることがあるが、現稿の設定では星としてのビロウスというのは恒星の名前であり、惑星タルを照らす太陽である。

暫定版地形図にある地名

環境

大気が薄く重力は小さい。昼夜の気温差が比較的大きく乾燥した気候が多い。タリクシアン植生では逆に湿度が高く気温も一定している傾向がある。

生息する生物

タル上に存在する生物は最も大きく分けるとエルタスタリクシアンという2つの分類がある。

エルタスは人権を有する知的生命体であるサーガルネウリアアグドナの三種族のほか、少数種の動植物。

タリクシアンは人種として扱われるものから下等生物と扱われるものまで確認しきれないほどのバリエーションをもち、この星の生物の大部分を占める。タリクシアン系生物に関してはほとんど厳密な分類がされておらず不明な種も多い。

「人」や「人間」という呼称が出た場合、それは地球における人間のことではなく、惑星タルにおいて一般的に人とみなされる存在(人権を有する存在)のことを示す。具体的にはエルタス三種族と、一部のタリクシアンなど。

地理や生活圏

南部に位置する、エルタスにとって重要な「コルビロウス塩湖」の沿岸に最大の都市としてゴールドリングが存在する。

エルタス人の主な生活圏としてはこのゴールドリングとその周辺に点在する農村や自治区、東部~中部のレオノ地域、北部の[シーグ]領域、西部のネヴリャンの里など。タリクシアン系の知的生物であるタリクシアン・ルーターは常にそのようなエルタスの文化圏から一歩引いた場所にいるが、一部は都会で医者などの職に就きエルタスの生活圏内に溶け込んでいる者もいる。文明的に発展しているのはサーガルアグドナの相互協力の影響が及んでいる南部及び中東部で、北部や西部などのアグドナが少ない或いは全く存在しない地では長らく原始的な文明や独自の文明が息づいている。

土壌と水

水辺は大きいものではコルビロウス塩湖から、各地にある汽水の沼など。タリクシアン植生内にも多数の淡水湖が存在する。

塩は貴重で、コルビロウス塩湖やセイルザーン砂漠の地下、リベンク山脈にしか確認されていない。調理や薬品作りの他、塩を嫌うタリクシアン系生物から身を守るための生活必需品である。

コルビロウスの塩分濃度はかなり濃く、セイルザーン一帯の水や土壌のミネラル含有率が高い。エルタス人の飲用水としては薄めたりフィルターで塩分を濾過し利用される。エルタス植物の特に藻類は塩分にかなり強いため、沿岸部で盛んに栽培される。コルビロウス塩湖以外にも小さな湖は各地に存在するが、塩を採掘しすぎタリクシアン植生に浸食されるなどして放棄される事も多い。侵食された湖は早めに対策すれば取り戻せるが、時間が経つと物質の組成が変わってエルタス植生が踏み入れなくなる。エルタス植生とタリクシアン植生では土壌の構成物質が非常に異なり、互いに生存しにくい環境となる。

※当項目にあるものは暫定的記述です。後に大きく書き換えられる可能性があります。

植物

タルにおける「植物」とは着生生物、または生物活動を停止した殻や死骸などを指し、これは地球の生物学とは大きく異なる。

故に「植物」であることに葉緑素の有無や動的な行動の可否を問わず、ある一定の形態や「振る舞い」を示すものがそう見なされる。

病気

タルには病原体となる物質や微生物の種類も多く、エルタスタリクシアンとで病気の系統も違う。

エルタス人の病気に「マゴイ風邪」がある。ただエルタス人の免疫はかなり強い。

タリクシアンの病気では、ゴールドリング日常漫画シリーズにも名前が出てくる「デヨビ」という水虫のようなものがある。

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